うなぎ屋に入ろう

商店街プロレスの聖地六角橋は毎年満員だが、今年はいつも以上にパンパンで565人札止めの盛況。

開場前の外で行われていた平面プロレスもかなりの人数が見物していたし、順調に狂気を増している感じだ。

?菊田対青木

成長が著しい青木とあんまり成長しない菊田の対戦。

菊田は珍しく先輩っぽい試合展開で青木を圧倒し、フィッシャーマンで勝利

今度、森廣がデビューするし、しばらく菊田の勝率は上がるか?

?吉野、関札対オースギ、千賀

吉野組はパリピモードで登場。

姑息なパーティーボーイズが相手とあって、千賀が珍しくベビー的な立ち位置となったが、急所蹴りを使い完全なベビーとはならず。

パーティーボーイズは土下座でSOSを惑わせたが、その後、吉野のトップロープからの攻撃を未遂に終わらされ、関札がオースギに丸め込まれて敗戦。

?伊東、バラモン兄弟対藤田、星野、イサミ

オープニングでの初めて観に来た人の調査で沢山手が挙がったこともあり、バラモンの入場に素直に逃げ惑う姿が見られ、試合開始からの場外乱闘も「来ないで」という声も上がる。

六角橋と言えば、ブロック塀の上からのダイブが名物で、その大半が宮本のムーンサルトだが、今日は666で不在なので相方のイサミがダイブを敢行。

恒例のダイブが無事に完了するとリングに戻り、その後はバラモンの定番が続く。

今日はケイの攻撃が決めり、「弟の時代が来た」と弟コールを要求しながらハッスルするが、極道クラッチで逆転のフォール負けを喫した。

?関本、岡林対佐久田、野村

関本&岡林が若手二人に胸を貸すタッグマッチ。

試合前、野村に声援が集まるのを聞いた関本は声が飛んだ方向を見て怪訝そうな顔をするという珍しい行動に。

そして試合に入っても反則をすることはないが、ヒール的な態度で若手組を挑発。

佐久田が捕まる場面が目立つ中、野村が蹴り、佐久田は飛び技で抵抗を見せたが、ダブルのアルゼンチンで捕獲されてギブアップ。

内容はよかったけど、最後はちょっとあっさり。

セミ 中之上、河上、和樹対大地、神谷、宇藤

河上はビリケンの衣装を着て入場し、エプロンで恍惚の表情を浮かべポーズ。

河上は試合でも商店街での持ちネタ、エプロンでの拝み渡りを披露していた。

試合の方では大地と和樹が久しぶりに当たって真向勝負を展開。

両者引かないエルボー合戦で場内を沸かし、大地がファルコンアローからシャイニングウィザードで和樹を下した。

メイン 高橋、小林、植木対竹田、沼澤、塚本

メインは鉄檻蛍光灯マッチ。

最初はリング上で蛍光灯への振り合い等の攻防。

蛍光灯が割れるたびに一般層の方から驚きの声が上がる。

蛍光灯の派手な攻防の中、小林はフォークという地味な凶器を取り出す。

しかし竹田に奪われてしまい、頭に刺されてしまう。

そして戦場はお待ちかねの場外へ。

さっそく沼澤と植木は商店街に。

会場をすぐ出たところにある焼き鳥屋前で乱闘になり、植木が焼き鳥を頭に突き刺されるという事態に。

竹串が頭に刺さるのはいまや普通だが、ちゃんと焼き鳥がついてる串を刺されたのは初のことだろう。

駐車場では小林と竹田がラダーを巡る攻防。

それが終わると小林が自ら商店街に歩を進めると竹田も追いかける。

二人はうなぎ屋の中に入ってやり合い、小林は割り箸を頭に突き立てられていた。

うなぎ屋を出て会場に戻る途中で商店街の事務所のシャッターに小林がぶつけられると、無責任な観客からは「壊せ」コールが発生。

残念ながら事務所破壊とはならず二人は会場に戻る。

駐車場ではなぜか高橋と試合に関係のないイサミはやり合っていて、アスファルトで受け身を取り合っていた。

リングに戻ると鉄檻に振ろうとするがなかなか行かないというのが続き、最終的には沼澤、塚本、小林で鉄檻に突っ込み蛍光灯の餌食に。

その後、植木が鉄檻からのダイブを決めるが、試合を取ったのはタイトル挑戦を控えた竹田で、Uクラッシュで植木を下した。

試合後、マイクを持った竹田は唐突に決まったタイトル、この数年の大日本での扱いに不満をぶちまけながら高橋からベルトを獲って価値を上げることを宣言した。

前半の試合は時間短めだったりはしたけど普通に面白くて満足だったんだが、メインの焼き鳥刺しとうなぎ屋乱闘が最高。

去年は店の前だけだったうなぎ屋に入れてくれるあたりが素敵だ。

来年は違う店を攻めて欲しい。

メイン後の竹田のマイクはよかった。

竹田は大日本でベルト獲りに本腰を入れてくれるなら、やっぱりこの唐突な決定はもったいなかったね。

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